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私たちの結婚

私は夫を、まじめで仕事も出来、特に
日曜大工や家の中のこわれた物を良く
直せる人で、リーダーになれそうで
仲々の人と思い結婚にふみきりました。

夫の方は十人兄弟の長男なので両親の老後
の面倒から家の切りもり、親戚付き合い
などうまくやってもらえるだろうと言う。

大勢で楽しい生活が出来るとよろこんで
とび込んだ私。

しかし現実はそう明るくなかった。

量の多い食事の支度、お客さんも多いゆえ
自由な時間もなく、子育ても三人と、
それにひまが出来たらバートで働き、
アッというまの三十年が過ぎました。

ふり返って見ると、私自身ずいぶん
頑張ってはいるつもりでも、夫から見ると
おもしろくない出来事は全部おまえが悪い
からだといいます。

二十歳も過ぎた娘たちの帰りが遅いのも
おまえの躾が悪いと言われ、気分次第で、

「こんな味付けでは食べられない。
 作り直すまで食べない」という。

ずいぶんわがままに育ったものだと思い、
しゃあないかと我慢もする。我慢、我慢と
過ごしていろうちに、姑の家庭での介護が
加わった。

脳梗塞と痴呆が進み一人ではなにも出来な
いので、やむなく仕事もやめ、どこにも
行けない二人となった。

ちょうど私も少しはひまがほしいと思って
いたところだったので姑の面倒をみながら
窓辺に花を咲かせたり、外の山々や空を
ゆっくり眺める時間が出来たように思う。

五年も過ぎたころ姑が、いつもは昔の話
ばかりを何べんも何べんもくり返し話して
いるのに、ある日、

「ずいぶん世話かけるね、なんのお返しも
 できなくてごめんなさい。あの世へ
 行ったらきっと幸せに過ごせるよう
 祈りつづけるからね」

と言ってくれた。そんなときは夫はいつも
留守がち。仕事、忙しいばかり。きっと
手助けを必要になった母親を見るのが
つらいのかしらね。

春の暖かい日差しの中で姑は静かに亡く
なった。そうこうしていろうちに夫が定年
となり退職金をいただいたある日、夫が
私の実家に行ってこようと言うので、
ついて出かけました。

私の母は夫を38歳で亡くし、6人の子供を
女手一つで育ててくれたのです。

そろそろ外出もままならない歳になり、
小さなテレビで相撲や野球を見てること
くらいしか楽みがなくなってました。

夫は実家に行くと、

「テレビ取り付けに来たよ」

と言い、大きなハイビジョンテレビを
取り寄せていました。

「へェー、いつの間に決めたの…」

と私が聞くと、「ううん…」と言いながら
照れくさそうに

「ばあちゃん、ずいぶんいい娘を育てて
 僕のところにくれたから、テレビくらい
 安いもんだよ」

と言って母を二重に喜ばせてくれた。
そうなのか…。

その日は、長い老後、輝かしくも楽しくも
過ごせそうに思えた。


※心にしみるいい話 第7集より

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日本人の男性は海外の男性にくらべると、
愛情表現がホントに下手ですよねぇ。
なんでもっと素直になれないんですかね?

といいつつ、私もこのご主人の気持ちが
よーくわかります・・・



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