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私からあなたへ

昭和49年の2月、あなたと結婚しました。
あなたとは三度しか会っていません。
一度目は11月の勤労感謝の日でした。

わが家で、お見合いをしたとき母と兄は
「あの人なら大丈夫だろう」と一言そう
言いました。母と兄の、その一言を信じて
私は、あのとき決意しました。

二十六歳で、もう少しで二十七歳になる
直前でした。何となく行き遅れの
部類に入りそうな年齢でした。

そういえば近所の同級生も皆嫁ぎ、
私が最後でした。一番下の私を両親と
兄たちも心配してくれてたようですが、

私はどちらかというと、あせる気持ちは
ありませんでしたし、この広い世の中、
いつかは巡り会えるだろうとのんびり
していました。

三度しか会っていないあなたでしたが、
両親や兄のあの一言で私も結婚することに
なったのですが、もうあれから二十七年
たったことを思うと、時の立つ早さを
思います。

私が両親の元で育った年月より主人と
過ごした年月が長くなったことを思うと、
感慨深いものがあります。

結婚して間もなくのころ、主人に聞いた
ことがあります。

「私のどこが気に入って結婚したの?」
「細い足首」
「それだけ?」
「・・・・・」

主人の、この答えにはちょっと物足りない
気がしますが、当時は確かに細い足首
でした。

が今は大地にしつかりと根を張った大きな
大根足になってしまいました。
今は、かっての私の足は想像出来ません。

それに、やさしそうに見えた私も今では
気の強い女性に変身しております。
主人にしてみれば、これは大きな誤算
でしょう。

小説や映画のようにロマンティックには
いかないものですネ。

結婚して遠くに離れた娘の私に、母は度々
便りをくれました。ときには、料理のこと
だったり、近況を知らせてくれたり、
いろいろでしたが、便りの最後に

「今もやさしいですか」

と書き加えられていました。母親としては
遠くに嫁いだ娘のことが心配で仕方なかっ
たのでしょう。

私は、母からの便りの返事には、母を心配
させぬように、

「大丈夫、うーんとやさしいよ」

って書き添えました。この私の添え書きに
母は安心したに違いありません。

後で聞いた話ですが、母は郵便屋さんが
来るころを見計らって、木戸口をウロウロ
していたと義姉に聞いたことがあります。

母が言った「あの人なら大丈夫」の母の目
は間違ってはいませんでした。
私から見れば、母の目は確かでした。

事実、主人は今も昔と変わらず、やさしく
してくれます。今の、この幸せを思うと、
あの時の母や兄たちに感謝しなくてはいけ
ないのかもしれません。

でも、そのぶん、
気の強い私を妻にした主人は
見る目がなかったのかもしれませんネ。

でも今から後悔しても、もう遅いよう
です。もう、あきらめてください。

それより、これからはもっと体に気をつけ
て、お互いに老後の長い道のりを二人で
頑張っていきましょう。

この大きな足は、少々のことでは転び
ませんよ。あなたが寝たきりになっても、
まかせてください。

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「主人は見る目がなかった」という
この奥さんの謙虚さ・・・

いいですよね〜。
心が温かくなります。


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